家づくりにかかる費用(2) ~本体工事費と別途工事費~

こんにちは、営業の松坂です。
先日、家づくりにかかる費用として、本体工事費以外にも付帯工事費というものがあると説明させていただきました(https://yg801.jp/blog/2022/03/24/家づくりにかかる費用(1)~本体工事費と別途工事費~)。

本日は工事費とは別に発生する『諸費用』について、主だったものを中心に取り上げていきたいと思います

<税金・登記に関する費用>
○印紙税
工事請負契約書や売買契約書、住宅ローンの金銭消費貸借契約書に対して課税される税金です。契約書に収入印紙を貼って納めます。
○登録免許税
不動産を取得した際に必要な所有権保存登記、住宅ローンを利用する際の抵当権設定登記などに対して課される税金で、登記申請書に収入印紙を貼って納めます。
○司法書士報酬
所有権保存登記や抵当権設定登記を、司法書士に依頼した際に発生する費用です。
○土地家屋調査士報酬
建物を新築した場合の建物表題登記や古家を解体したとき(建て替えの場合など)に必要な建物滅失登記を、土地家屋調査士に依頼した際に発生する費用です。
○不動産取得税
不動産を取得した際に課される地方税です。

<住宅ローン関連費用>
〇事務手数料
「定率型」と「定額型」の2種類があります。金融機関によって手数料の額には差がありますので、住宅ローンを選ぶ際には事務手数料も比較されることをおすすめします。
繰り上げ返済の手数料の有無も確認しましょう。
○保証料
金融機関でローンを組む際には、保証会社の保証を受ける必要があります。
全額を前払いで支払うタイプのものと、金利に上乗せで月々支払ってくタイプがありますので、こちらも比較してみてください。
○火災保険料
住宅ローンの融資を受けるにあたり、火災保険への加入が条件となっている場合も多いです。地震保険もほとんどの方が付帯しています。
契約期間は、火災保険が最長10年、地震保険は最長5年。長期で契約するほど、保険料は割安になります。
○団信(団体信用生命保険料)
住宅ローンの融資を受ける際には、団信への加入が必須になります。
保障内容をよく比較するとともに、現在加入している生命保険・医療保険の見直しも行うとよいでしょう。
○つなぎ融資
住宅ローンの融資は引き渡しと同時に実行されますが、注文住宅の場合は分割で工事費を支払うため、契約時、着工時など融資実行前にまとまった資金が必要になることがあります。
そんな時に利用するのが、つなぎ融資です。
つなぎ融資にも事務手数料や保証料などの諸費用がかかってきますので、内容をチェックしておくようにしてください。

このほか、地鎮祭や上棟式などの式典にかかる費用上水道・下水道などの各種負担金仮住まいや引越しにかかる費用など、諸費用にはさまざまなものがあります。
トータルではかなり大きな金額になりますから、ある程度は手元に資金を残しておくことをおすすめいたします。

諸費用に関して、だいたいどれくらいの費用がかかるのか、もっとくわしく知りたいという方は、ヤマイチ・ハウジングへご相談ください!