こんにちは、ヤマイチ・ユニハイムエステートの殿原です。
一度モデルハウスに行くと、しつこく営業をかけられるんじゃないか、押し売りにあうんじゃないか…。
そんなふうに不安に思い、二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
モデルハウスの担当者がどのような応対をするかは、会社によってさまざまです。行ってみないとわかりません。
ですが、家は一生に一度と言っても過言ではない大きな買い物です。
住宅購入を検討するのであれば、少なくとも2〜3件はモデルハウスに足を運んでみていただきたいと思います。
なぜなら、今はインターネット上でもありとあらゆる情報が手に入る時代ですが、実際にモデルハウスに行かないとわからないことがたくさんあるからです。
今日は、そんなモデルハウス見学のメリットや見学のポイントなどについて解説します。
1.モデルハウス見学に行くメリットとは?
特に注文住宅を考えている方にとって、モデルハウス見学にはたくさんのメリットがあります。なぜなら、注文住宅の場合、自分が建てる家を前もって確認することができないからです。
完成してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔する結果にならないためにも、たくさんの実例に触れながら、自分たちの理想とする住まいのイメージを固めていっていただければと思います。
・広さや高さの感じ方は人それぞれ
実際の家に足を踏み入れて、空間の広さや天井の高さなどを体感できるのは、モデルハウス見学のもっとも大きなメリットの一つです。
たとえば、同じ6帖の部屋でも、天井の高さや部屋の形、内装の色などによって広さに対する感じ方は違います。また、まったく同じ条件下であっても、人によって広く感じるか、狭く感じるかは違ってきます。
廊下の幅や階段の段差の高さ、収納スペースの大きさなども、図面では把握しにくいポイント。
実際に自分たちの目で見て、歩いて、どのくらいの広さ、どのくらいの高さが自分たちにあっているのかを確認することが大切です。
・住宅性能を体感できる
その空間が快適かどうかは、実際に現地に行ってみないとわかりません。そして、そんな空間の快適さを左右するのが、断熱性や気密性などの住宅性能です。
住宅性能は、家を建ててからではそう簡単に変更できるものではありません。
設計の段階でしっかりと話し合って決めていただきたいと思います。
モデルハウス見学の際には、住宅性能の中でも寒さや暑さのほか、2階の足音がどのくらい響くのかなど、防音性についても確かめたいところです。
・住宅のプロに相談できる
インターネットや住宅雑誌などで、家づくりの情報は入手可能です。ただ、残念ながら、それらの中には正確ではない情報が含まれているのも事実。
一方、モデルハウスで対応してくれるのは住宅のプロたちです。実物を見ながら、設備や内装に関する質問ができるのはもちろん、住宅購入にまつわる疑問や不安を相談することもできます。それらに対する回答内容も重要ですが、質問や相談を通して、担当者の人柄や会社の姿勢を伺い知れるのもモデルハウス見学のメリットの一つ。
わからないことは「わからない」と正直に答えてくれたり、わからなければすぐに調べて教えてくれたりと、真摯な対応をしてくれる担当者であれば、安心して家づくりを任せられるのではないでしょうか。
2.モデルハウス見学の事前準備
何事も、事前の準備が大切と言われますが、モデルハウス見学も同じです。より効率的に見学するために、しっかりと事前準備をして当日に臨みましょう。
・今の住まいを徹底解析
モデルハウスに行く前に、まずは自分たちが今暮らしている家を、改めて見直してみてください。どんなところが気に入っていて、どんなところが不便なのか。
それらをしっかりと把握した上でモデルハウスを見学すれば、「この間取りなら今の不便を解消できそう」「この設備は絶対に必要」など、マイホームに対する要望がより具体的になってくると思います。
・事前予約でタイパ良く
特に週末は、多くの方がモデルハウスへ来場されます。そのため、希望の時間にスムーズに見学できるよう、事前の予約をおすすめします。
また、土日・祝日の住宅展示場では、子ども向けのイベントを行っているケースが多いため、事前にイベント内容や開催時間をチェックしておくといいでしょう。
・聞きたいことはまとめておく
一般的に、見学時間には限りがあります。1回の見学で疑問や不安をすべて解消できるよう、聞きたいことは見学の時までにまとめておくことをおすすめします。
事前に、質問内容を伝えておくのも一つです。より深い話を聞くことができ、さらに有意義な時間になるはずです。
3.見学当日のチェックポイント
貴重な時間を割いて訪れたモデルハウス。
なんとなく見てまわって帰ってきた…では、もったいないですよね。ここでは、モデルハウスで見るべきポイントをご紹介します。
・モデルハウスでしかわからないことを確認
前述のとおり、空間の広がりや住宅性能は、実際に現地に行ってはじめてわかるものです。
モデルハウスでは、図面やカタログではわからないことを中心に確認するといいでしょう。
特に、家の快適さを左右する断熱性能について確認したい場合には、真冬や真夏など、外気温と室内の温度の差が大きい季節に訪れるのがおすすめです。
・暮らしをイメージしながら見学
家族構成やライフスタイル、価値観などの違いによって、理想的な家も異なります。
たとえば、キッチン一つとっても、料理をするときは料理に集中したいのか、または、テレビを見ながら、家族と話しながら料理をしたいのかなど、それぞれのタイプによって最適な間取りや仕様は違ってくるでしょう。
そのため、「実際に自分たちがこの家で暮らすなら?」という視点で、具体的に暮らしをイメージしながら見学することが重要です。
・実際に歩いて動線をチェック
理想的な家づくりには、動線設計も重要です。
仕事や学校から帰ってきたらまず何をするのか、買い物から帰ってきたら買い物したものをどこにしまうのかなど、いつ、どこで、誰が、何をするのか、それぞれのシーンを思い浮かべながら、家の中を歩いてみるのがおすすめです。
そうすることで、「ここに手洗いが欲しい」「ここにファミリークローゼットがあると便利」など、理想的な間取りが見えてくると思います。
4.まずは気軽に足を運んでみよう!
住宅購入の検討において、モデルハウス見学は避けて通れないステップです。
ならば、できる限り効率的に見学して、貴重な時間を有意義に使いたいもの。
そこで重要となるのが、事前準備です。自分たちの理想の暮らしをイメージしながら、ポイントをしっかりと押さえた見学ができるように、事前に家族間で話し合って当日に臨むことをおすすめします。
ヤマイチ・ハウジングでは、多彩な間取りや仕様のモデルハウスを各地にご用意しています。
具体的にはまだ何も決まっていない、という段階でも大歓迎です!
それぞれのご希望のスタイルで見学いただけるよう、柔軟に対応させていただきますので、ぜひお気軽に足をお運びください。