家づくりにまつわるお金の話(4)~2022年度改正「住宅ローン控除」について~

こんにちは、ヤマイチ・ユニハイムエステートの松坂です。

毎月の連載でお届けしている「家づくりにまつわるお金の話」。
https://yg801.jp/blog/2022/07/12/家づくりにまつわるお金の話(3)~自動車ローンと住宅ローンの関係~
第4回の今日は、“住宅ローン控除”についてです。

家づくりを検討されている方であれば、「住宅ローン控除(減税)」という言葉を耳にされる機会もあるかと思います。

住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して住宅を購入した場合、毎年末の住宅ローン残高に一定の控除率を乗じた額が、所得税(または、控除しきれない分は住民税)から控除される制度のこと。住宅取得者の金利負担軽減を図る目的で設けられた制度で、正式には「住宅借入金特別控除」といいます。

この住宅ローン控除制度は一旦、2021年末までとされていたのですが、4年間の延長が決まり、2025年末まで引き続き適用されることとなりました。
ただし、その内容については以下の通り変更となります。

変更点その1
控除率=1%から0.7%に引き下げ

変更点その2
所得要件(合計所得金額)=3,000万円以下から2,000万円に以下に引き下げ

変更点その3
借入上限額=一部引き下げ
(一般の住宅は上限3,000万円に引き下げられ、2024年以降はさらに引き下げられる予定)

住宅ローン控除は、住宅を購入する人にとって非常にお得な制度ですが、上記のように縮小傾向にあることが見て取れます。
2025年以降は、制度自体が存続するかどうかも不明です。

つまり…
ここでひとつ言えるのは、もし今、具体的にマイホームを検討しているのなら、なるべく早く動くのがベストということ。

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