家づくりにまつわるお金の話(5)~固定資産税について~

こんにちは、ヤマイチ・ユニハイムエステートの松坂です。

毎月の連載でお届けしている「家づくりにまつわるお金の話」。
https://yg801.jp/blog/2022/08/09/家づくりにまつわるお金の話(4)~2022年度改正「/
第5回の今日は、“固定資産税”についてです。

「固定資産税という言葉はよく聞くが、実際に自分で家を買うまではどんなものなのか全然知らなかった。」
そんな方も多いものです。

計算方法などを詳しく知る必要はありませんが、固定資産税がどれくらいの金額で、いつ支払うのか、といった基本情報を知っておくことは、これから家を購入する方にとって非常に大切です。
なぜなら、固定資産税について認識しないまま家を購入し、後悔する羽目になった…という話も多く耳にするからです。

固定資産税とはその名の通り“固定”の資産、つまり、土地や建物など不動産にかかる税金のこと。
マイホームを建てると、土地と家の両方に対して税金がかかります。
これは、賃貸住宅と大きく異なるポイントです。
土地・建物の大きさやエリアにもよりますが、おおよそ初年度で12〜15万円程度が相場とお考えください。

資金計画の際、「今、家賃を10万円払っているから、住宅ローンも月々10万円返済できる」とお考えの方がいらっしゃいますが、この計算方法には落とし穴が…!
たとえば、固定資産税が12万円/年だったとします。
この場合、住宅ローンの10万円と固定資産税の1万円(12万円÷12ヶ月)、計11万円が月々の支払額ということになるのです。

現状で家計にゆとりがあるなら問題ありませんし、「固定資産税はボーナスで払うから大丈夫」という方もいらっしゃいます。
ただ、10万円以上の返済が厳しいという場合であれば、住宅ローンの返済を月々9万円以下に抑える必要があるということを覚えておいていただければと思います。

地域によって異なりますが、固定資産税は5月が納付期限となっています。
5月は自動車税も納付しなければならず、5月は“税金祭り”と言われるほど。
マイホームを買われた翌年の5月に驚かれることのないよう、ぜひお心づもりをお願いいたします(^^)