家づくりにまつわるお金の話(7)~住宅ローンの基礎知識~

こんにちは、ヤマイチ・ユニハイムエステートの松坂です。

毎月の連載でお届けしている「家づくりにまつわるお金の話」。
https://yg801.jp/blog/2022/10/11/家づくりにまつわるお金の話(6)~補助金につい/
第7回の今日は、“住宅ローンの基礎知識”です。

家は多くの方にとって、人生においてもっとも高い買い物です。
そのため、住宅ローンについてはしっかりと情報収集をして、あらゆる角度から検討していただきたいと思います。

住宅ローンを考える際に特に注意していただきたいのは、「借りられる金額」と、「借りていい金額」は違うということ。
たとえば、今の賃貸住宅の家賃が7万円で、マイホーム購入後もその水準をキープしたいというのであれば、おおよそ3,000万円弱が予算として考えられます。

「友だちもみんな、これくらいの金額の家を買ってるから」などという理由で借入金額を決めてしまうのは、非常に危険です。
それぞれのご家庭で適正な予算は異なりますので、ライフスタイルや将来の計画もふまえながら「借りていい金額」をしっかり検討されることをおすすめします。

また、「土地だけ先に住宅ローンで買いたい」というご要望をお聞きすることもありますが、基本的に住宅ローンは家を買うためのものなので、土地だけで組むことはできません。
ただ、土地取得費用を先行して貸りられる「つなぎ融資」を行っている金融機関もあれば、家具・家電の購入費用も住宅ローンに組み込める金融機関もあり、住宅ローンと一口にいってもさまざまな借り方があります。

住宅以外のローンもまとめて借り換えられるような商品を用意している金融機関も。
たとえば、200万円を5年で月々約3万円ずつ返済するような自動車ローンを組んでいて、それを住宅ローンにまとめることができれば、返済期間が30年、35年に延び、月々の返済額を数千円にまで下げることができます。

家の購入は、タイミングが大事です。
「今まさに家を買いたいけれど、自動車ローンがあるし…」という場合には、このような商品を用意している金融機関へ相談されてみるのもひとつかと思います。

当社でも住宅ローン商品に関する情報提供は可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。